汗の拭き取りとエチケット
多汗症の人は季節を問わず多くの汗をかきます。根本的な治療を試みることも寛容ですが、発汗の見た目やにおいの問題もあるため、日々かく多汗の対処も考えることが大切です。
汗をかいたらその都度服を丸ごと着替えたり、お風呂に入ったりするのがよいのは言うまでもありませんが、お仕事・学校などがある人にとってはそれは難しいことです。
ハンカチや汗拭きシートなどを常備し、こまめに汗をふき取るようにすれば最低限のエチケットが保てるでしょう。なにより、そうすることが自分自身の爽快感につながります。
汗の処理をこまめにするということは、多汗症の人に限った話ではなく、社会人としてのエチケットです。ですから、その回数が普通の人より多くはなるかもしれませんが決して不自然でも不愉快でもなく、喜ばれるべき行為だと思いましょう。
汗をこまめに処理することの重要さは、汗を放置すると皮脂や雑菌と混ざりあい悪臭を発することからもわかると思います。今は汗をふき取るシートの種類も多様になっていて、暑いときにはクールタイプ(刺激が発汗を促す場合もあるので注意が必要ですが)、銀イオンを配合した殺菌タイプ、発汗を抑制する成分が入った物など、制汗や殺菌などに優れた機能を持つものが登場しています。選ぶ楽しみ、使う楽しみと考えて利用してみてはいかがでしょうか。
ちなみに、においのきついものは汗のにおいとまじって逆効果の場合がありますので、注意しましょう。
汗のふき取りという行為は病気の治療にはつながりませんが、エチケットを守って自らもさっぱりとできるようにすることで、他人からの視線も変わり、自分の心の余裕にもつながります。精神状態も多汗症の原因にかかわっている可能性がありますので、そういったことで改善が見込める場合があるということも忘れずに。