多汗症の手術(トリプルサクション法)
多汗症対策の最も効果的なものが手術となりますが、手術法のひとつとしてトリプルサクション法という聞きなれないものがあります。
アポクリン汗腺やエクリン汗腺を切除したり焼き切ってしまう手術では、一般的に傷口が大きく、圧迫固定の必要が生じます。それをレーザーと特殊な刃を持った医療機器の併用で最低限にするというのがこの手術法の特徴です。
レーザーで組織を炎症破壊した上で3mmの入り口から専用の治療器を挿入し、汗腺を切除します。
レーザーと刃の併用で確実に汗腺を処理し、なおかつ傷口が非常に小さいという画期的な手術で、女性の方に最適で、皮膚の合併症の心配も少なくなります。
特殊な機器を利用するという点で取り扱いのある病院が少ないこと、費用面が気になることが問題点ですが、深刻な悩みから開放されるというメリットは他に代え難いのではないでしょうか。
多汗症を対処療法的に処理する方法としては、薬用のクリームを使用するというものがあります。
塩化アルミニウムを始めとする物質が汗腺の出入り口をふさぎ、発汗を抑制するために塗りこむことで汗を出にくくすることが出来ます。
汗が出にくくなるということは、汗によって生じる雑菌の繁殖も抑えられますので臭いの抑制にもつながります。手術となりますと心理的にも肉体的にも、また経済的にも負担になりますのでこういった手段を取るのが最初の対策となるのではないでしょうか?
少なくともまだ試していない人はやってみる価値はあるでしょう。
ただし、肌に合う合わないというのはありますので、その点はご注意ください。
手術は怖いけど効果の長い治療を行いたいというのであれば、ボトックス注射による治療法もあります。わかりやすく言えば、毒素で神経の働きを麻痺させて発汗を抑えてしまうというものです。
効果は長くて半月といったところですが、心理的負担から開放されることで施術の効果が切れた後も効果が持続することもあります。
費用面、心理や肉体の負担という点から見ると薬物の塗布と手術の中間に位置する多汗症対策といえます。